3月下旬の晴天の中、スライディングルーフの設置工事に行ってきました。
場所は、和歌山県にある紀伊半島の南部です。
現在設置されているスライディングルーフ(SR2450DX-MD 電動仕様)を、ご友人3人でリモート運用されています。手狭になったそうで、同じ敷地内に今回2台目(同タイプ)を設置させていただきました。
お三方とも撮影されたお写真が天文雑誌で何度も入賞されており当社のスライディングルーフを選んでいただきとても光栄です!!!
現場に到着してスライディングルーフの中を拝見すると、1台目のスライディングルーフには6台の望遠鏡が設置されていました。
(敷地入り口の防犯カメラ)
そして、リモート運用されているのでカメラもたくさん設置されています。全天カメラ、屋外の防犯用カメラ、室内の望遠鏡確認用カメラがあり
屋外・屋内併せて合計9台も!!
こちらでは、望遠鏡の台数が多いため、死角ができないよう室内のカメラが多く設置されていますが望遠鏡の台数が少なければ、室内のカメラ設置台数は少なくなります。
リモート運用をしたい!というお問い合わせが増えていますが当社ではまだサポートを準備中のため、運用のシステムは全てお客様が構築されています。なるべく早くサポートできるよう鋭意努力いたします!
それでは、2台目スライディングルーフ(SR2450DX-MD電動仕様)の設置工事の様子です。
事前に製作されたコンクリート基礎にスライディングルーフを設置します。
コンクリート基礎にドリルで孔をあけて接着系アンカーで固定します。
観測室の内側から青いテープの部分にコーキングをすれば完了です。
そして、この日は新しい赤道儀の設置もしました。
ピラー脚部は当社で製作し、こちらもアンカーで固定しました。
スライディングルーフの設置完了後は電気工事業者さんの出番です。この日は、電気の増設工事とエアコンの設置工事もされていました。
そして、お客様はというと電気工事作業を横目に、2台目のスライディングルーフへ望遠鏡の大移動です。
私たちは帰社しましたが、お客様達はそのまま残られ、引き続き移動と設置、設定等を夜中までされたそうです。朝早くから夜遅くまでお疲れ様でした!
その後、現状の設置状況の写真を送っていただきました。
1台目のスライディングルーフ室内の様子です。
こちらは、2台目のスライディングルーフ室内の様子です。
ご協力いただきありがとうございました。お三方の今後益々のご活躍を応援しています!